ステッカー・缶バッジの印刷からパッケージングまでの進め方 完全ガイド
「アニメの限定ノベルティを作りたいけれど、パッケージまで考えなければいけない……」 「イベント当日に間に合わせたいのに、監修や内職のスケジュール管理が複雑すぎて頭を抱えている……」
エンタメグッズやプロモーショングッズの制作担当にとって「色校正の監修チェック」や、「手作業が必要な包装作業」など、本印刷の前後にも多くの工程が存在します。これらを別々の業者に手配していては、担当者様の負担が大きくなり、納期トラブルのリスクも高まります。
そこで本記事では、年間数多くのグッズを手掛けるプロの視点から、ステッカーや缶バッジの企画から台紙・ヘッダーの作り方、スケジュール、そして現場の手間を削減するセット封入(パッケージング)のバリエーションまで徹底解説します!
台紙・ヘッダーについて
パッケージに台紙・ヘッダーをつけるメリット
単体でも人気のステッカーや缶バッジですが、専用の台紙やヘッダーを追加することでグッズとしての価値が飛躍的に高まります。


| メリット | 詳細 |
|---|---|
| 店舗・イベントアイキャッチ効果 | ヘッダー仕様にすることでパッケージ感が増し、売り場での視認性が大幅にアップします。 |
| ブランド・作品世界観の表現 | 背景デザインを工夫することで、キャラクターやブランドの世界観をより魅力的に演出できます。 |
| 情報の集約 | 裏面にJANコードや商品仕様、素材表記、クレジット、QRコードなどを集約でき、本体のデザインを邪魔しません。 |
おすすめの紙質と厚み
台紙やヘッダーには、商品を引き立てつつ、曲がりにくい適度な厚みと耐久性が求められます。

アートポスト180〜220kg相当
特徴:一般的なヘッダー・台紙の王道素材です。発色が良く、イラストや写真を鮮やかに再現します。弊社では特に用紙の指定がない場合はアートポスト紙を仕様します。

ミラーコート210kg
特徴:ミラーの光沢があり、鮮やかな発色が特徴的な用紙です。限定版グッズや周年記念ノベルティなど、プレミアム感を出したい場合お勧めです。

ヴァンヌーボVスノーホワイト175kg
特徴:紙の手触りが良く人気の特殊紙です。封入するステッカーや缶バッジの邪魔にならず、暖かみのある優しい雰囲気のセット封入を作成する際にお勧めです。
ステッカー、缶バッジセット設計時の注意点
ヘッダーや台紙は組み立てたあとの事を考えてデザインする必要があります。
・ヘッダーの加工位置を確認

ヘッダーは真ん中で折り目を入れます。またOPP袋で綴る際は左右にホチキス留めを行います。ヘッダーをデザインする際はロゴやキャラクターの顔に重ならないよう注意しましょう。天から十分な余白(通常5〜10mm程度)を確保して設計します。
・台紙のサイズ設計

台紙のサイズは、使用するOPP袋の内寸に対して「横幅 -1〜2mm」程度小さめに設定してください。ジャストサイズすぎると封入時に紙が折れたり、作業効率が低下します。グラビティでは名刺サイズ(91mm×55mm)、はがきサイズ(100mm×148mm)など、30パターン以上の台紙が封入できる、多彩なOPP袋を常備しております。
スケジュールについて
ステッカーセットのサンプル作成から納品までの大まかなスケジュール
グッズの制作で最も避けたいのが「イベント当日に届かない」というトラブルです。イベント日(または指定倉庫への納品日)を起点としたスケジュールの一例をご紹介するので、制作する際の参考にしてください。
■ステッカーセット_1000set
| 時期 | 工程 | 詳細・注意点 |
|---|---|---|
| イベント5〜6週間前 | 企画・データ作成・色校正出し | キャラクターIPの監修チェック期間をあらかじめ考慮し、余裕を持ってデータを作成・入稿します。 |
| イベント4週間前 | 色校正確認・監修・校了 | キャラクターやロゴの色味を「本紙校正」で確認。監修のOK(校了)をもらいます。 |
| イベント2〜3週間前 | 本印刷・加工 | グッズ本体(ステッカー/缶バッジ)と、台紙・ヘッダーの印刷・型抜き加工を並行して進めます。 |
| イベント1週間前 | セット封入(アッセンブリ)・検品 | 機械または手作業によるOPP袋詰め、JANコードシール貼り、数量検品・梱包を行います。 |
| イベント3日前〜当日 | 発送・納品会場直接搬入 | または指定倉庫へ納品します。予備日を1〜2日挟んでおくと配送トラブル時も安心です。 |
※上記スケジュールはあくまでも一例となります。全体の数量などにより本印刷の納期、セット封入の納期は異なりますので、事前にご確認お願いします。
印刷から封入までを一括で行うので、到着後すぐに店頭販売やイベント配布が可能な状態で納品できます。対応可能な代表的パッケージングは以下の通りです。
パッケージの種類
ステッカーや缶バッジのセットによく利用されるパッケージ
1.標準OPP封入(個別包装)
対応内容:ステッカー単体、または缶バッジ単体を透明なOPP袋に1点ずつ封入します。


2.台紙セット+OPP封入
対応内容:デザインされた台紙にステッカーや缶バッジをセットし、OPP袋に封入します。缶バッジを針を通し台紙に取り付けも可能です。


3.ヘッダー付きOPP封入
対応内容:ヘッダー(紙)を折り込み、ステッカー等をセットしたOPP袋の上部にホチキス留めや圧着で固定します。



4.ランダム(ブラインド)封入
対応内容:外から中身が見えない「遮光性のあるアルミ・銀袋」にグッズをランダム封入します。


シール貼り・ラベル貼り対応も承ります
対応内容:封入後のOPP袋の裏面に、JANコードシール、証紙シール、注意書き表示などを正確な位置にベタ貼りします。



サンプル作成〜印刷〜パッケージまでワンストップで行うことの利点

1. ステッカーと台紙の色味を揃えることが出来ます
ステッカー本体と台紙を別々の印刷機で刷る場合、印刷会社が異なれば色味のばらつきに注意が必要です。当社では一社完結でカラーマネジメントを行うため、全体で統一感のある仕上がりを実現します。
※出力機が異なる場合、全く同じ色味の出力は難しいですが、なるべく近い色味で揃えます。

2. グッズと台紙の規格をあわせてパッケージします
缶バッジの裏面にある安全ピンは、制作する会社によって形状が異なります。形状が合わない場合、台紙に取り付けた際にピンが輸送中の振動で台紙から外れてしまうリスクがあります。しかしグラビティで制作した缶バッジなら、台紙と密着し取り付けを行い、さらに台紙裏面に固定するシールを貼るなどの封入ノウハウで脱着を防止します。

3.イベント会場直送・複数拠点への分納も承ります
制作途中で「1000個のうち、300個はイベント会場へ直送、600個は自社ECの出荷倉庫、残り100個は事務所へ」といった細かな分納指示が発生した場合も、指示を一元化することが可能です。面倒な生産・梱包リソースを全て弊社に丸投げ出来るので、余計なストレス無く本来注力すべき業務に専念できます。
ステッカーや缶バッジの制作は、単に「綺麗に印刷する」だけでは完結しません。魅せるパッケージの設計、厳密なスケジュール管理、そして丁寧なセット封入があって初めて、ファンに喜ばれる「完成されたグッズ」になります。
グラビティでは、データチェックから本紙校正、各種特殊加工、OPP封入・ランダム梱包、会場への直送までワンストップで対応しております。別々の業者に手配する手間や配送コストを削減し、担当者様の進行管理の負担を大幅に軽減いたします。
「まずは見積もりやサンプルを確認したい」という方は、ぜひお気軽に下記よりご相談ください!
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