金・銀・透明PETステッカー印刷実験!白インクの濃度と文字サイズを徹底検証
金ステッカー、銀ステッカー、透明PETステッカーを作成する際は「白印刷(白インク)」をどう使うかで仕上がりが大きく変わるため、データ作りに迷った経験はありませんか?
- 「白インクの濃度を変えると、どれくらい透け感が変わる?」
- 「白引き(下地)を敷かないと、カラーはどう発色する?」
- 「細かい文字は何ptまで綺麗に読めるの?」
今回は、そんな疑問を解決するために実際に入稿用データを作成し、金・銀・透明PETで印刷実験を行いました!写真やデータとともに、検証結果を詳しく解説します。
今回使用した検証データ
今回の実験では、大きく分けて以下の3つの検証用データを作成しました。
1.白インク濃度(50% / 80% / 100%)比較データ

2.白インクあり(100%) vs なし(0%)の発色比較データ

3.文字サイズ(3pt〜10pt)の視認性テストデータ

さっそくそれぞれの結果を見ていきましょう!
1. 【白インク濃度検証】50%・80%・100%でどう変わる?
背景となる素材(金・銀・透明PET)の上に、異なる濃度の白インクを敷き、その上にお化けのイラストを印刷しました。


検証結果
白インク100%:
- メタリック感や透明感が完全に抑えられ、イラスト本来の発色がパキッと再現されます。キャラクターをしっかり目立たせたい場合や、下地を遮光したい時に最適です。
白インク80%:
- 100%と比べるとごくわずかに下地が透けますが、十分な発色を保っています。
白インク50%:
- 背景の質感(金・銀の金属感やPETの透明感)が透けて見えます。拡大して見ると網点状に印刷されているのがわかり、柔らかく素材と馴染む独特の質感が出せます。


100%から50%まで見た目には大きく変化することはありませんでした。
ただ、よくよく比較をすると、若干ですが網点の大きさが異なるので50%まで白インクの濃度を落とすと、背景の色が透けてみえてきます。
2. 【発色検証】白インク「あり」と「なし」でここまで違う!

次に、カラーバー(M100+Y100、C100など)の右半分にだけ「白インク100%」を敷き、左半分は「白インク0%(なし)」で印刷したサンプルを用意しました。
左の図は銀ステッカーの印刷画像です。白インクを敷かない左半分は銀の地色が反映され、メタリックな仕上りとなります。
動画もご参照ください。
検証結果
金・銀ステッカー:「あえて白インクを敷かない」ことで、下地のメタリック感を活かしたメタリックカラー表現が可能になります。
透明PETステッカー:「あえて白インクを敷かない」ことで、セル画のような透明感のあるクリアカラー表現が可能になります。
3. 【文字サイズ検証】何pt(ポイント)まで綺麗に印字できる?

最後に、非常に細かい文字がどこまで潰れずに印字できるか、見本を作成して検証しました。
検証結果
10pt〜6pt:潰れやかすれもなく、視認性は完璧です。
4pt:フォントの太さにもよりますが、輪郭がギリギリ視認でき、十分に読むことができます。
3pt:印刷自体は可能ですが、かなり小さいため、画数の多い漢字などは潰れやすくなります。
デザインとして読ませる限界の目安は4pt以上を推奨します。特に白抜き文字(背景が黒で文字が白)や、メタリック地に細い文字を乗せる場合は、潰れや沈みを防ぐためにも4〜5pt以上でデータを作成するのが安全です。
まとめ:理想のステッカーを作る3つのコツ
- メインのイラストやロゴは「白インク100%」でしっかり白引きする
- メタリック感・透明感を表現したい部分は「白インクなし(0%)」を活用する
- 文字サイズは読みやすさを考慮して「5pt以上」を目安に作成する
ステッカーの素材や白インクの組み合わせ次第で、表現の幅は無限に広がります。ぜひ今回の実験結果を参考に、オリジナリティあふれる素敵なステッカーを作ってみてくださいね
グラビティではあらゆるステッカーのサイズ・形を取り扱っております。また素材や加工方法も多数ご用意しておりますので、ステッカー作成でお困りの方は、まずは弊社にお気軽にお問い合わせください。

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