印象に残るノベルティステッカーの作り方【完全ガイド】

印象に残るノベルティステッカーの作り方【完全ガイド】

ノベルティステッカーを作りたいけど、どんな仕様で作ったら良いか分からず、モヤモヤと悩んで結局無難なロゴシールになってしまった…とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

ノベルティステッカーはその多様性とカスタマイズのしやすさから様々なシーンで活用されていますが、その反面として素材や形、使用方法など選べる内容も多く自由度も高いので、選択肢の多さが逆に仇となってしまうことも多いようです。

この記事では、ただ配布して終わりの平凡なグッズになってしまわないように、印象に残るノベルティステッカーの作り方を完全ガイドとしてご紹介します。

目次

ノベルティステッカー印刷のススメ

なぜ今「ノベルティステッカー」なのか?

・「低コスト × 高インパクト」の最強ツール

ノベルティステッカーが注目される理由は、その1枚あたりの単価の安さと効果的なプロモーション力にあります。
まず、オリジナルで印刷した場合でもステッカーはコストが比較的低く、少量から大量生産まで対応できるため、企業の予算に合わせて柔軟に計画を立てることができます

また、ステッカーは日用品やガジェット、ノートパソコンなどに貼ることで日常的に視界に入るため、ブランドの認知度向上に大きな役割を果たします。

・SNS拡散されやすい

ノベルティステッカーは、そのデザイン性やユニークさからSNSでのシェア率が高く、多くの人々にリーチする効果があります。特に、若年層の間で人気のあるステッカーは、インスタグラムやツイッターなどで自然に拡散されることが多いです。

おしゃれなデザインやユーモラスなメッセージが込められたステッカーは、ユーザーが自らのプロフィールを飾る一部として共有しやすく、結果的に企業やブランドの露出を大幅に増やすことができます。
さらに、キャンペーンやイベントに関連したハッシュタグをステッカーに組み込むことで、オンライン上でのエンゲージメントを高めることも可能です。

・「好き」を可視化できるツールとして人気

ノベルティステッカーは、カスタマイズ性が高く、ユーザーが自分の「好き」を可視化するためのツールとして活用されることが多いです。たとえば、好きなアーティストやキャラクターのステッカーをスマホ等に貼ることで、他者に自分の興味や個性をアピールすることができます。

このような自己表現の手段としての役割も、ノベルティステッカーの注目度を高める要因の一つです。

目的を明確に! ターゲット別のノベルティステッカー活用術

ノベルティステッカーを効果的に使用するためには、まずターゲットの選定が必要不可欠です。受け取る側の性別や年齢、職業などによりステッカーの使い道が異なります。自分が受け取る側の立場になって考えアイデアを出してみてください。
参考までに各ターゲット層ごとの一例をご紹介します。

・若年層:映えるデザイン・SNS拡散狙い

illustration:TOMOKUNI

10代〜20代の若年層は日常生活の中で頻繁にSNSを利用し、自分の個性や興味を発信したいと考えています。そのため、ステッカーのデザインは「映える」ことが不可欠です。鮮やかな色彩、ユニークなイラスト、トレンドを意識したデザイン要素を取り入れることで、若者の目を引きます。

また、ステッカーを手にしたユーザーが自発的にSNSでシェアしたくなるようなインパクトのあるデザインにすることが、ブランドの認知度や好感度を高める鍵となります。特に、InstagramやTikTokでの拡散を意識したデザインは効果的で、ユーザーがオリジナルのステッカーを貼った写真や動画を投稿することで、自然な形でプロモーションが進みます。さらに、ステッカーを手にした若者が「これが欲しい!」と思うような付加価値を提供することも重要です。

例えば、コラボレーション企画による特別なデザインや、季節やイベントに合わせた限定デザイン、希少性を感じさせ、より多くの若者の興味を引きつけます。結果として、こうした戦略はブランドの認知度を高めるだけでなく、若年層のファンを増やすことにつながります。

・ファミリー層:キャラ系・安心感あるデザイン

ファミリー層をターゲットにしたノベルティステッカーは、そのデザインで親子の心を掴むことが重要です。キャラクターを取り入れたデザインは、子供たちの興味を引きやすく、親たちにも好意的に受け入れられます。

例えば、子供向けの人気キャラクターや動物モチーフなどを活用すると、親子で楽しめるアイテムとしての価値が高まります。また、上の写真の様に一つのシートに何点ものデザインが配置されているマルチシールタイプのほうが楽しめる要素も膨らみ、子どもたちが身の回りのアイテム(筆箱やノート)など、日常の中で活用する頻度も増え、自然と認知度が広がっていくことでしょう。

素材は子供たちが自分の持ち物に貼って個性を表現するツールとしても活用されるため、耐久性にも考慮し、剥がれにくく、屋外にも耐えられる素材を選んで作成すると良いでしょう。

・クリエイター系イベント:小ロットで上質な素材のステッカー

illustration:TERESA

クリエイター系イベントでは、独自性や品質を重視したノベルティが求められます。そこで、小ロットで上質な素材を使用したステッカーは、まさにうってつけの選択肢です。

弊社のデジタル印刷は少量生産が可能なため、個々のクリエイターや小規模なイベントでも手が届きやすく、オリジナル性を強調することで特別感も演出できます。
このようなステッカーは、アートやデザインにこだわりを持つ参加者にとって、単なる販促品を超えた価値を持つアイテムとなります。

弊社ではホログラム素材や、金銀フィルム素材など多彩なメディアをご用意しています。
これらのステッカー素材に、アーティスト自身の作品やイベントのテーマを取り入れることで、他のステッカーとは一線を画す仕上がりとなります。
さらに数量を制限して希少性をもたせる事でプレミア感も増し、ステッカーは単なるノベルティを超えて、イベントを盛り上げる重要なツールとして活躍するようになります。

・ポップアップストア:店舗の印象づけ、再訪・ECへの誘導

ショップイベントやポップアップストアは、ノベルティステッカーを活用する絶好の機会です。店舗の第一印象を強く印象づけるために、裏面台紙にも広告を掲載したり、クーポンとしても使える様にしたりと、様々な工夫を施す事ができます。

裏面台紙にも印刷を行ったステッカーを特典として配布することで、訪れたお客様にもお店の価値を共有する事が出来、そのステッカーをお客様が手に取るたびに、ブランドイメージの訴求にも繋がります。

また、ノベルティステッカーは再訪を促すツールとしても効果的です。例えば、ノベルティステッカーに次回の購入時に使えるクーポンコードや特典情報を添えることで、お客様の再訪意欲を高めることができます。これにより、単なる一度きりの訪問ではなく、リピーターとしての関係構築が期待できます。

販促の成功を左右する、ノベルティステッカーの「サイズ・形状」選び

ノベルティステッカーは、そのサイズと形状の選び方次第で販促効果が大きく変わるアイテムです。適切なサイズや形状を選ぶことで、ターゲットに対する訴求力を高め、ブランドのメッセージをより効果的に届けることができます。
ノベルティステッカーが単なる販促品ではなく、ブランドのストーリーを伝える強力なツールとなるようにサイズや見せ方にもこだわってみましょう。

・人気のおまけシールを模したおなじみサイズ:48mm角

48mm角のサイズは、多くの人に親しまれてきたおまけシールを模したサイズとして、多くのノベルティステッカーで採用されています。このサイズは、視覚的に目立ちやすく、手に取った時の満足感も抜群です。

さらに、48mm角は多くの表面に貼りやすく、ノートや手帳、パソコンなどのパーソナルアイテムから、企業のプロモーション用グッズに至るまで、幅広い用途で販促に利用されています。

・話題性で勝負:マルチシールタイプ

通常の四角形や円形ではなく、ミニシートタイプは複数の小さいステッカーを一つのシートにまとめて提供する形式で、さまざまなデザインを一度に楽しむことができるため、ユーザーにとっては嬉しいサプライズとなります。

これらのステッカーは、単なる広告ツールにとどまらず、コレクション性を持たせることで、長期にわたり使用される可能性が高まります。特に、限定デザインや季節感を取り入れたステッカーは、希少価値を感じさせ、手に入れたくなる魅力を持ちます

・バッグやスマホに貼れるサイズ感

今、ノベルティステッカーとして特に人気なのが、スマホのような日常的に使用するアイテムに貼れるサイズのステッカーです。自分のスマホに貼ることで自己流にカスタムを楽しんでいる人達が若年層を中心に大勢います。キャラクターの形やブランドのロゴに沿ったカットが可能で、視覚的にインパクトを与えることもできます。

スマホに貼る場合は、常に持ち歩くアイテムであるため、ステッカーが目に触れる機会が多く、ブランドの認知度向上やメッセージの伝達に非常に効果的です。

「素材」で印象はガラッと変わる!ノベルティステッカーおすすめ特殊仕様

ノベルティステッカーは、素材選びによってもその印象を大きく変えることができます。特に特殊仕様の素材は、ステッカー自体の価値を高め、受け取った人の心に残る可能性が高まります。

・ホログラム:派手さ&存在感UP

ホログラム素材は、その独特な輝きと視覚的なインパクトで、ノベルティステッカーに圧倒的な存在感を与えます。光の当たり方によって色が変わるホログラムは、見る人の目を引き付け、手に取った瞬間に特別感を感じさせます。

特にイベントやプロモーションの際に配布されるステッカーにこの素材を使用することで、ブランドのイメージアップや商品の訴求力を高めることが可能です。ホログラムステッカーは、単なる装飾以上の価値を持ち、受け取る人々に強い印象を残します。

・マットPP:上品な手触り

マットPPとは、ポリプロピレン素材にマット加工を施したもので、光沢を抑えた仕上がりが特徴です。このマットな質感は、手に取った瞬間に感じるしっとりとした触感を提供し、使用者に上質な印象を与えます。

・クリア・透け感素材:トレンド感で若年層に刺さる

クリア・透明素材の魅力は、その透明感と軽やかさにあり、視覚的に新鮮でスタイリッシュな印象を与えることが特徴です。ノベルティステッカーにも多く採用されています。

クリア素材が持つ特徴は、貼る対象物の色やデザインを引き立てつつ、独自の存在感を放つことです。これにより、ステッカーを貼ったアイテムが一層魅力的に映るため、デザインの選択肢が広がり、ブランドロゴやメッセージを際立たせることができ、広告効果も向上します。

配布の「演出」も大切!
ノベルティステッカーの封入・配布方法アイデア

ノベルティステッカーは、その配布方法一つで受け手の印象を大きく左右します。単に手渡すだけではなく、配布に「演出」を加えることで、より効果的にプロモーションを成功させることができます。ここでは、ノベルティステッカーの封入・配布方法におけるアイデアをいくつか紹介します。

・OPP袋+ミニ台紙で高級感を演出

ノベルティステッカーの配布時に、ただの袋に入れて配るだけでは、その価値を十分に引き出すことはできません。そこで活用したいのが、OPP袋とミニ台紙の組み合わせです。

OPP袋は透明であるため、ステッカーのデザインをそのまま見せることができ、受け取った人に一目で魅力を伝えることができます。また、ミニ台紙を加えることで、ステッカー自体に厚みと重みが加わり、商品としての存在感が増します。

この台紙にブランドロゴやメッセージを印刷することも可能で、企業のブランディング効果を高めることができます。

・目隠し袋にいれたまま配布し「くじ引き風」配布で盛り上がりUP

ノベルティステッカーを配布する際に、目隠し袋を活用した「くじ引き風」配布は、イベントやキャンペーンを一層盛り上げることができます。この方法は、参加者に「何が当たるかわからない」というワクワク感を提供し、期待感を引き出す効果があります。

目隠し袋を使うことで、通常の配布方法とは異なり、受け取る瞬間のドキドキ感が増し、イベントの注目度が高まります。この演出により、参加者同士のコミュニケーションが活性化し、SNSなどでの拡散も期待できるため、プロモーション効果を最大限に引き出せます。

予算別、ノベルティステッカーおすすめプラン

ノベルティステッカーを活用する際、予算に応じたプランニングが重要です。限られた予算で最大限の効果を得るためには、コストパフォーマンスを意識した選定が鍵となります。

・小ロットでも対応可能な印刷サービス

まずは小ロットで少量ずつ市場に投入し、消費者の反応を確認することができるため、ビジネス戦略の柔軟性を高めることができます。

特にノベルティステッカーのような商品では、デザインやメッセージの微調整が重要であり、少量ずつ試作を行いながら最適化を図ることが可能です。
グラビティでは10枚から作成できる多品種小ロット印刷を展開しています。

・コスパ重視ならセット割・キャンペーン活用法も紹介

先ほどもご紹介したおまけシールを模したコレクションステッカー印刷なら最大10種まで、まとめて作成いただければ3割以上のコストを抑えることが可能です。
多数のノベルティステッカーをご用意する場合などにお勧めです。

・5000部、10000部以上の大ロット展開

大ロット展開については、コスト効率の向上だけでなく、ブランド認知度の飛躍的な向上を狙うための戦略的な選択として注目されています。

特に5000部や10000部以上の大量生産は、単価を抑えることができるため、大規模なキャンペーンやイベントでの配布に最適です。
弊社では大ロットにも対応したオフセット印刷も取り扱っております。大量に作成することで、より多くの顧客にリーチする可能性が高まり、企業やブランドの存在感を強化することができます。

ノベルティステッカー印刷のまとめ

ノベルティステッカーを印象深いものにするためには、「ターゲット」、「サイズ・形状・素材」、「演出」の三つの要素が鍵を握ります。

1.ターゲット:

まずは狙いを定めるターゲット層の選定。そしてターゲットが決まれば趣味嗜好やライフスタイルを徹底的にリサーチし、ターゲットが喜ぶテーマやメッセージをステッカーに反映させることが重要です。

2.サイズ・形状・素材:

ノベルティステッカーの選択肢は非常に豊富です。なので、サイズや素材選びにはターゲットの使用方法を想定して選択する必要があります。
例えば、ファミリー層向けであるならば、耐久性に優れたラミネート加工や光沢のあるホログラム素材を選ぶことで、ステッカー自体の質感や見た目が格段に向上し、子どもが手荒に扱っても損傷が少なく長く愛用してもらえる可能性が高まります。

3.演出:

ターゲットを決め、その使用方法から素材や形状にもこだわり、そして最後にノベルティステッカーの配布演出を工夫することで、受取人の興味を引きつけ、ブランドへの愛着を深めることができます。
演出の工夫次第で、ノベルティステッカーは強力なブランド構築の手段となります。

これら三つの要素がうまく噛み合うことで、ノベルティステッカーはただの配布物を超えて、記憶に残るプロモーションツールとなり得ます。企業や商品の存在感を高め、ユーザーとのエンゲージメントを深めるために、「ターゲット」、「サイズ・形状・素材」、「演出」の各要素にしっかりと注力することが成功への道です。

いかがでしょうか? グラビティではあらゆるタイプのステッカー印刷を取り扱っております。ノベルティステッカーを作成したいという方は、まずは弊社にお気軽にお問い合わせください。

制作実績

グラビティで制作したお客様の作品を許可いただき掲載しております。

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